2026年2月25日 | 債務整理ナビ編集部
「車がないと仕事や生活ができない」という方にとって、債務整理で車を失うかどうかは大きな問題です。手続きの種類と車のローン状況によって結果は異なります。
ディーラーや信販会社のカーローンでは、完済まで車の所有権がローン会社にある「所有権留保」が付いているのが一般的です。この場合、ローンを整理すると車は引き揚げられます。
任意整理: カーローンを対象外にすれば車を残せる ✅
個人再生: 全債権対象のため、所有権留保付きなら引き揚げ ❌
自己破産: 所有権留保付きなら引き揚げ ❌
ローンを完済している場合、所有権は本人にあります。
任意整理: 影響なし。車はそのまま ✅
個人再生: 影響なし。車はそのまま ✅
(ただし車の価値が清算価値に含まれ、返済額が増える場合あり)
自己破産: 処分見込価格が20万円超なら処分対象 ⚠️
(20万円以下なら残せる可能性あり)
最も確実な方法。カードローンや消費者金融だけを整理し、カーローンは今まで通り返済を続けます。
家族や親族にカーローンの残額を一括返済してもらい、所有権留保を解除してから個人再生・自己破産を行う方法です。
個人再生では、ローン会社と別除権協定を結ぶことで、車を残しながらローンの返済を続けられる場合があります。ただし、裁判所の許可が必要で、認められないケースもあります。
債務整理後は一定期間ローンが組めませんが、車を購入する方法はあります:
車を残したい場合は、任意整理でカーローンを対象外にするのが最善です。それ以外の手続きでも、車の状況次第で残せる可能性はあります。弁護士に「車は残したい」と希望を伝えて相談しましょう。